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ようこそホームページへ。
こちらは、いーちゃんこと、寺前伊平が生まれ育った御杖村を今も未来世代の人たちも豊かに暮らせる場所にするために、皆さんと一緒に考えていくためのページです。

384561532_1348312742496725_7477925208929613181_nごあいさつ
私は御杖村で生まれ、御杖村で育ちました。ただ、大学を卒業して就職(奈良新聞社)してからは、職業柄(新聞記者)実家に帰る機会がめっきり減ってきました。そのため、村内へ十分に目を向けてきたかと問われると、正直関心が遠のいていたことは否めません。
そんな中、両親の老いとともにいずれは長男として御杖村に帰らなくてはならない身のほどを感じるようになりました。バブル経済が崩壊し、「失われた10年」で昔の豊かな山里も次第にさびれていくのを感じました。懸案のトンネルがつき、広い直線のアスファルト道路が中央を通り抜けてアクセスが便利になるのとは逆に、荒れていく山林や農地、有害鳥獣対策の柵立てなど、農業の苦労による負のイメージが強くなってきた時期とも重なります。ただ、両親の死後も村のかじ取り役についてはあまり気に留めずにいました。
ところが、コロナ禍に入るまでや、つい最近までに幾つかの村役場の不祥事や県有地に関わる騒動(マスコミなどで村民の方々が承知されていますので、ここでは具体的に書くのは控えます)があり、故郷を思う私の心に火がつきました。
また、小学校・中学校が中学校校舎で一本化して併合されることにより、ドーム型の校舎として注目を浴びてきた旧小学校跡地の利活用が急務になってきました。この件に関しては、いまだに解決の糸口さえ見えてきません。
「このような状況をどうにかして活路を拓かなくてはならない」との思いが、日に日に増すばかりです。昨年秋から私の本宅のある御杖村神末(敷津)で、築140年近くになる土蔵とそれに連なる納屋を解体したのを機に、手つかずの本宅の補修工事を続けているところです。その工事などで御杖村に帰る機会が多くなり、豊かな自然を再認識し、多くの人と出会い話す機会も得るようになりました。そんな中で、御杖村の「いいとこ」がたくさんあることに気づきました。その「いいとこ」「素晴らしさ」を残し、さらに発展させていきたいという思いが強くなりました。逆に、「足りないところは何か」にも気づきました。
そして、「御杖村の将来に貢献したい」、「村づくりに提言をしていきたい」と思うようになりました。住民・行政・議会がそれぞれの立場で、御杖村の未来について考え、お互い協力し、支え合い、尊重し合いながら議論し、実行に移していける。そんな良い関係が保てる村で有りたいと思っています。そのことを少しでも手助けすることが、御杖村で暮らしていく私の第一歩だと考えています。
ただ、村内での働き手である自営業(小売店を含む)が次々と撤退しています。そう考えると、まず第1次産業(とりわけ農業・林業)を軌道に乗せ、採算がとれるようにしなければなりません。それと、2次産業としての製造業、3次産業としての小売業などの事業との総合的かつ一体的な推進を図り、豊かな地域資源を活用した新たな付加価値を生み出す第6次産業化へ向けての取り組みは欠かせないでしょう。いずれにしても、御杖村民の雇用の確保と所得向上を目指すものでなくてはなりません。
そういう点からも、年々頭数が増え続けているシカ対策についてはどうあるべきでしょうか。奈良県や県内外の加工会社の協力を得ながら、熟成した高付加価値のジビエに加工して、村特産物として販売することも一考でしょう。また、地元野菜たっぷりの「御杖野菜カレー」の加工、販売にこぎ着けないものか…など。
また、ドーム型旧小学校跡地の利活用問題は、喫緊の課題であることには間違いありません。あらゆる手を尽くして、早急に道筋をつくるべきでしょう。「道の駅御杖・姫石の湯」では今年度から一部薪ボイラーを導入予定です。林業の活性化の観点からも、間伐材の利活用の拡大は重要な課題です。林道整備などの森林整備計画は待ったなしで訪れます。間伐材の利活用のみならず、豊富な「御杖の木」を建材ルートに乗せる必要があります。森林組合との共助、信頼関係は言うまでもありません。
もちろん貴重な税金を使い実施するにあたり、「入りを量(はか)りて出(い)ずるを為す」ことは忘れてはなりません。しかし、そのことで尻込みしてはおれない状況にあるはずです。常に挑戦していく気持ちがないと村の発展はありません。観光地など「いま有るもの」はさらに磨きをかけ付加価値を付けていくこと、「無いもの」は知恵をしぼってグランドデザインし県、国に問うていく。
私は70歳になりました。今は常時、御杖村の本宅に住んでいます。前向き姿勢だけは持ち続けています。生粋の民間出身者です。私は地元新聞社に長らく身を置き、約7年間にわたり県議会議員秘書などを務めた経験から、国会議員、県会議員、県内市町村長、奈良県庁幹部や民間企業の役員らとの広い人脈があります。人脈は年を取れば取るほど増えてきています。その人脈や経験を御杖村の若い人に伝えていきたいと考えています。交流人口を増やすことで、移住定住につながっていきます。ひいては子育てできる良い環境を生み出すことに通じます。
そのことで、物事を柔軟に対応できる若者や女性の意見が出やすい状況づくりの一役を私は担いたいと思います。クリエイティブな発想で具体策を生み出し、夢がどんどん広がって現実化していくと考えています。それにはスピード感を持つこと。これからの村づくりには欠かせないことではないでしょうか。
ただ御杖村の現状はといえば、ご多分に漏れず少子高齢化、人口の減少、若者の流出、空き家対策、農作業や林業の後継者不足などさまざまな課題があります。それらを一歩一歩克服しつつ、元気で夢や生き甲斐が持て、安全に安心して暮らせる村づくりを目指す会「御杖村の将来を考える会」を私は立ち上げました。まだまだ、気づいていない点があるかもしれません。ぜひ、村民の皆さんの思いをお聞かせください。私のこれまでの経験や人脈を生かして、ベテランの知恵を拝借しながら若者や女性の御杖村への夢ある思いを実現させるお手伝いができたらうれしいです。村の将来について一緒に考えていきましょう。 
寺前伊平

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